開発元 Optiwave社

OptiFDTDユーザの方へのFAQ

Finalization ではどのような計算をしていますか?

指定した伝搬ステップの計算が終了すると、 自動的にFinalization の処理が始まります。Finalizationでは、 Analyzer ウィンドウで表示する電磁界の振幅や位相分布を計算しています。

CW波を入射した場合、最終ステップの後に、さらに入射波長の10周期分の計算を行ないます。 その後、 各メッシュ点上の10周期分の時間応答データに対してDFTを行ない、 入射波長に対応する振幅や位相の空間分布を求めます。結果はデータファイル(FDAファイル)に出力され、 Analyzer で確認することができます。

パルス波を入射した場合は10周期分の計算は行なわず、 シミュレーションの全ステップに対してDFTの計算を行ないます。DFTの処理では、 パルスの中心波長に対応する振幅や位相の分布を計算し、 データファイルに出力します。
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