OptiFDTDユーザの方へのFAQ
3種類あるスクリプトボタンの違いは何ですか?
それぞれ、以下の操作を行なうことができます。また、同じ操作を Simulation > Generate **** Script メニューから指定することもできます。Template Script ボタン
このボタンで作成したスクリプトを利用すると、レイアウトウィンドウ上のオブジェクト(導波路、観測ツール、入射面)を元に、新しいオブジェクトを配置できます。何度もスクリプトを実行することで、コピー&ペーストと同じ操作を行なうことができます。スクリプトを使って周期構造を作成する時に便利な機能です。
Layout Script ボタン
このボタンで作成したスクリプトでは、レイアウトウィンドウ上のオブジェクトと全く同じものを作成します。Template Script ボタンと違い、元のオブジェクトと全く同じIDやラベルを持ったものを作成する他、スクリプトの最初に全オブジェクトを削除するコマンド WGMgr.DeleteAll や InputPlaneMgr.DeleteAll を出力するようになっています。その為、繰り返し実行した時にオブジェクトがいくつも作成されることはありません。マウスで作成したモデルを、スクリプトを使って編集する時に利用すると便利な機能です。
Scanning Script ボタン
繰り返し計算の雛形となるスクリプトを出力します。For 〜 Next ループが出力されるので、そこに必要な情報を追加して利用します。繰り返し計算全般に利用できますが、特に、変数で指定したパラメータを変更したい場合に便利な機能です。