開発元 Optiwave社

OptiFDTD Version 12.1

本バージョンより、OptiFDTDとOptiBPMの連携解析が本格的に可能になりました。その他、強度分布や電磁場伝搬動画の自動出力など便利な新機能が数多く追加されました。

リリース日:2014年12月

観測面における動画の自動出力

今までのOptiFDTDは、観測面(Observation Area)における電磁場の伝搬動画を外部ファイル(.avi)に記録できますが、本バージョンより、VB Scriptによってエキスポートできるようになりました。

光フィールドの強度分布

光フィールドの強度分布が 2D/3D Viewer と Observation Area/Line/Point に追加されました。



XYZ全方向の電場/磁場の強度計算

すべての方向の電場および磁場を考慮した強度計算が、VBScriptによってエキスポートできるようになりました。

電場強度 = |Ex|^2 +|Ey|^2 + |Ez|^2
磁場強度 = |Hx|^2 +|Hy|^2 + |Hz|^2

OptiBPMとの連携解析のためのメッシュ・コンバーター

今回のリリースで、メッシュ・コンバーターのバグが修正されました。さらに、フル・ベクトル光フィールド(ExとEy両方含まれる)をExとEyそれぞれ二つのファイルに変換することも可能になりました。これによって、OptiBPMとの連携解析が本格的に可能となり、解析の適応対象が一層拡大しました。


3D Viewerのデータの出力

3D Viewer のデータ・テーブルが選択できるようになりました。

下図の左のリストより、データ項目を右クリックして Data ? Viewer を選択すると、データの行列が表示されます。Excelと同様に、データの選択・コピーができます。


3D Editorの座標軸の色表示

3D Editor 画面の座標軸の色が、汎用のCADソフトと一致するようになりました。



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