OptiGrating Version 4.2.3
ファイバー・グレーティング・センサーのバグが修正
OptiGratingは、下図の示すような光弾性効果・熱光学効果を利用したセンサーの定義ができます。今回のリリースで、この光弾性効果・熱光学効果による屈折率変化の計算バグが修正されました。下図はあるLPFGの透過スペクトルの計算結果を比較する例です。今回のリリースによる解析結果が理論値とほぼ一致していることが分かります。
ファイバー・グレーティングのProfile Viewが改善
ファイバー・グレーティングのProfile Viewは変調されたグレーティング屈折率の変化値を表示します。マルチモードLPFGセンサーのバグが修正
以前のバージョンでは、マルチモードLPFGに多数のモードが選択され、且つセンサー機能も設定された場合、“Calculate”ボタンを数回クリックした際、異なる解析結果となることがありました。今回のリリースで、このバグが修正されました。
群遅延の単位表示が修正
以前のバージョンでは、群遅延の単位表示がps, ps/um, ps/um^2でした。しかし、実際の計算はumではなく、業界慣例のnmにて行われております。今回のリリースで、群遅延の単位表示が本来のps, ps/nm, ps/nm^2に修正されました。