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QAM(直交振幅変調)

直交振幅変調(QAM変調)はケーブルテレビ伝送システムなどで一般的に使用されている、互いに独立な2つの搬送波(同相(In-phase)搬送波及び直角位相(Quadrature)搬送波)の振幅及び位相を変更、調整することによってデータを伝達する変調方式です。

以下はOptiSystemを使った64QAM伝送(6ビット/シンボル)の送受信システムの例です。


図1  64 QAM システムレイアウト

シンボル辺りのビット数は6、出力振幅は[-7, -5, -3, -1, 1, 3, 5, 7]、閾値振幅は[-5, -3.5, -1.5, 0, 1.5, 3.5, 5]に設定しています。

解析結果

以下はシミュレーション実行後のIチャネル信号とQチャネル信号のアイダイアグラムとそのコンスタレーションダイアグラムの解析結果です。


図2  64 QAM アイダイアグラム: Iチャネル信号とQチャネル信号

図3  64 QAM変調のコンスタレーションダイアグラム(6 ビット/シンボル)

本事例は、フリービューア OptiPerformer 用のサンプルモデルが用意されています。
OptiPerformer でシミュレーションを実行し、結果のグラフを確認するには、以下のボタンからOptiPerformer とサンプルモデルをダウンロードしてください。

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