OptiSystem Version 9.0
OptiSystemの最新のバージョンは、OFDM信号と光コヒーレンス検出器を用いた100GbpsイーサネットやPassive Optical Network (PON) の設計を支援する多くの新機能と機能強化を特徴としています。Component Libraries
Transmitters
DP-QPSK and QPSK Transmitters
1ブロックでDP‐QPSK/QPSK送信機を表現できるようになりました。
OFDM Modulator/Demodulator Measured
ユーザ定義のサブキャリアインデックスとBPSK、QPSK、QAMなどの変調スキーマをサポートしました。
フィルタオプションを含むDACパラメータとサブキャリアインデックス用のFFTグラフ表示機能が追加されました。
Digital Modulators/Demodulators and Line Coders/Decoders
PPM、DPIM、4B5B、NRZI、AMI、Manchester、4B3T、8B10Bコンポーネントが追加されました。
Burst Modulator/Demodulator
バースト変調/復調コンポーネントが追加されました。
Signal Processing
Serial To Parallel Converter 1xN/ Parallel To Serial Converter Nx1
複数の入出力ポートがサポートされました。
Optical Signal Detectors
光信号のパワー、位相、チャープを電気信号に変換するコンポーネントが追加されました。
Receivers
Optical Coherent QPSK and DP-QPSK Receiver
1ブロックでDP‐QPSK/QPSK受信機を表現できるようになりました。またOptical DPSK ReceiverにAPDオプションが追加されました。
Passives
Transmission Line Components
新しく同軸ケーブル、伝送線路、ツインリード、RLCG伝送線路、パラレルプレートの伝送線路コンポーネントが追加されました。
Saturable Absorber
ファイバレーザのモードロック同期を設計するための可飽和吸収ミラーコンポーネントが追加されました。
MATLAB
MATLAB コンポーネントのノードの設定がわかりやすくなり、アイコンの大きさを変えたりビットマップ画像の埋め込みが可能になりました。
Scilab
Scilabとのコ・シミュレーションが行えるようになりました。
Free Space Optics
FSO Channel
シンチレーション効果のパラメータが追加されました。
Optical Amplifiers
Thulium Doped Fiber
1460-1530nmと1650-2050nmの増幅帯域幅をカバーするツリウムドープファイバコンポーネントが追加されました。
Optical Fiber Amplifier
信号伝播と増幅をシミュレーションできる新しいファイバアンプコンポーネントが追加され、モードロックファイバレーザのシミュレーションが容易になりました。
Visualizers
BER Test Set
BERシミュレーションのコンポーネントが追加されました。DUTに大量のビットシーケンスを送受信してBERシミュレーションが行えます。
Binary and M-ary Sequence Visualizer
バイナリ用のビジュアライザが追加されました。
Convergence Monitor
繰り返し計算において、設定した光信号の相対エラーを満たすとシミュレーションを終了させるコンポーネントが追加されました。
Electrical Carrier Analyzer and Power Meter
スケールファクタパラメータが追加されました。
Electrical Constellation Visualizer
開始と終了のシンボルを除去するパラメータが追加されました。
Time Domain Visualizers
アイダイアグラムを表示するための再トレースオプションが追加されました。
Optimizations
Monte-Carlo Yield Estimation
歩留まり解析機能が追加されました。
※ その他、新しいコンポーネントの詳細や各コンポーネントでの具体的な改良、新機能につきましてはこちらをご参照下さい。