開発元 Optiwave社

OptiFiber Version 2.2.0

64-bit版

今回のリリースは、64-bit版のみとなります。

実効モード断面積(Effective Mode Area:Eff. MA)と実効モード径(Effective Mode Field Diameter:Eff. MFD)の計算機能が改善

近年、既存の単一モード光ファイバよりも大きいコア径を有し複数のモードの伝搬が可能なマルチモード光ファイバを用いた空間多重(SDM:Space Division Multiplexing)伝送方式が盛んに研究されています。その中、高次モードの実効モード断面積(Effective Mode Area:Eff. MA)と実効モード径(Effective Mode Field Diameter:Eff. MFD)が重要な設計パラメータになっております。

今回のリリースでは、実効モード断面積と実効モード径 の計算を高次モードを含めたすべてのモードに適用するようになりました。また、実効モード断面積の計算値を“Calculated Results”テーブルに表示され、テキストデータとして外部ファイルにエキスポートできるようになりました。

ベクトルモードの表示機能が改善

OptiFiberには、ベクトルモードソルバーが搭載しております。今までは、ベクトルモードのExかEyかの主な電界成分のみが表示されておりました。

しかし近年、屈折率差の高い光ファイバが研究され、従来マイナーな電界成分も無視できないほど重要になったため、ExとEyの合成電界を表示するように改善しました。

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