開発元 Optiwave社

OptiGratingの購入を検討中の方へのFAQ

伝搬定数(propagation constant)はどのように定義されていますか?

等価屈折率(=モード屈折率)N に波数 k をかけたものです。導波問題における光の場としての取り扱いはコア内の光の場は2つの平面波のsuperposition(2つの波面を合波したものとしての光の場)としてみなされるという仮定を満たします。コア内の光の場としてのEy成分の式はsinとcos関数からなります。これらは exp(+-ikx)で表せ、コア内の光の場は次式のように表せます。
exp i(ωt-+κx−βz)=exp i(ωt−k・r)
伝搬ベクトルkは
k=κex+0ey+βez
と表せます。 ex、ey、ezはそれぞれx、y、z軸方向の単位ベクトルです。ベクトルrは原点から参照点をさしておりr=xex+yey+zez となります。
k2=κ2+β2=n2k2
κ=nksin(θ)
nはコアの屈折率です。kは波数。θは光線入射角。固有値βはスラブ型導波路の伝搬定数です。
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