OptiSystemユーザの方へのFAQ
ネスト構造(入れ子)でスイープシミュレーションを行うにはどうしたらいいですか?
OptiSystemでは複数のパラメータを入れ子にしてスイープシミュレーションすることが可能です。
サンプルファイル({OptiSystemインストールディレクトリ}\samplesQuick Start Direct Modulation.osd)を使った手順を下記に記します。
- スイープしたいパラメータを2つ以上sweep設定に変更します。ここではLaser MeasuredのPower(Calculate Currentのチェックを外して)とOptical AttenuatorのAttenuationをSweepに変更します。
- ツールバーのLayout → Parameter sweeps…を選択してスイープしたい回数を入力してOKを押します。(スイープ回数は後で変更可能です。)
- Nested Parameters…を選択します。
- Nested Levelsで右クリックを押してAdd Levelを選択します。
Level2が追加されます。 - AttenuationをLevel 2にドラッグします。
- Level 1、Level 2にマウスカーソルを持っていき、それぞれ右クリックでスイープする回数を設定します。ここではLevel 1を3、Level 2を4と設定し、スープする変数を設定します。
- OKを押すと、スープする値がネスト構造(入れ子)になっていることが確認できます。
- OKを押してParameter Sweepsの画面を閉じ、解析を実行すると12回値がスイープされて解析されます。
このFAQはOptiSystem 9で確認しました。