開発元 Optiwave社

OptiSystem Version 2.1

光通信の分野では、ますます複雑になったシステムに対応できる強力かつ高精度なシミュレーションツールが求められています。この度 Optiwave社は最新のニーズを満たすべく OptiSystem 2.1(アップグレード版)をリリースしました。

OptiBPMとの統合

OptiBPM で設計されたデバイスを OptiSystem に取り込むことができます。従って、OptiSystem を利用してユーザーが設計した独自のデバイスをあらゆる条件で時間領域・周波数領域において評価することができ、そして、その独自のデバイスを利用して独自の機能を持つシステムを設計することもできます。

EDA(ADSなど)との統合

EDA との統合によって、デバイスレベルで組み込まれた電気回路で作った電気信号また、測定器で測った電気信号を OptiSystem に取り込むことが可能になりました。OptiSystem は取り込まれた電気信号と光信号が混在したシステムを解析することができ、そして、解析後解析された電気信号を EDA へ渡すこともできます。この新機能では、高周波(電気)通信シミュレータと光通信シミュレータ間シームレスなコ・シミュレーションを実現できました。

電気のキャリアー・ジェネレーター・コンポーネント(Carrier Generator)の追加

ケーブル・アクセス・システムによく使われるキャリアー・ジェネレータが OptiSytem 2.1 のコンポーネント・ライブラリに追加されました。パラメータをユーザー定義する Carrier Generator と測定データを基づく Carrier Generator Measured があります。この素子は CATV などのシステムの設計に役立ちます。

新しいメモリ管理方法

新しいメモリ管理方法を導入するによって、指定された解析結果(グラフまたデータ)だけを保存できます。メモリの使用はさらに効率的になりました。
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