OptiFDTDユーザの方へのFAQ
時間ステップ数を決める時の目安はありますか?
FDTD法では、時間に依存したシミュレーションを行なっています。そのため、時間ステップを充分に取り、伝搬する光が目的とするデバイスを完全に通過して電磁界が定常状態に達するまでになるまで解析を行なう必要があります。必要な時間ステップ数は、観測点を利用すると簡単に見積もることができます。
- 時間ステップ数を長めの値に指定してシミュレーションを開始します。
- シミュレーションウィンドウの View > Observation Points メニューを選択し、開いたウィンドウの Time にチェックを入れます。計算中に観測点上の電磁界の時間変化を表示できます。
- 電磁界の時間変化が定常状態に達した時点での時間ステップ数を確認し、計算を終了させます。