開発元 Optiwave社

OptiFDTD Version 8.0

時間領域光伝搬ソルバー OptiFDTD 8.0 がリリースされました。今バージョンでは、3次元のFDTD計算に加え、2次元のFDTD計算も64-bit処理対応になりました。その他の主要な新機能につきましては下のリストをご覧ください。また、具体的な使い方につきましては、インストールフォルダに収録されている チュートリアルマニュアル(Technical Background and Tutorials)や、サンプルモデルをご覧下さい。

64-bit処理対応の2D Simulator

64-bit処理対応の3D Simulatorに加え、本バージョンより 64-bit処理対応の2D Simulator が追加されました。この機能により、2GBまでというメモリ使用量の制限がなくなり、より高速に、より広い領域の解析が可能となります。
※ご利用には64-bit処理機能を備えたPCをご用意いただく必要があります。

平面波の斜め入射(2Dのみ)

TF/SF(全電磁界/散乱界)テクニックを採用することで、平面波を斜めに入射したシミュレーションが可能になりました。この機能により、複雑なグレーティング構造の解析において、入射波の角度依存性を正確に計算することが可能となります。

熱吸収量計算機能

半導体デバイスや太陽電池などで使用される金属性材料では、光エネルギーの一部を吸収し、熱を発生します。OptiFDTD 8.0の熱吸収モジュールでは、熱吸収配布と熱吸収率の評価計算をサポートします。

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