開発元 Optiwave社

OptiSPICE Version 6.0

OptiSPICE 6.0には、新しいアナライザが追加されたほか、後処理機能を強化するためのHDF5ファイルの出力を導入しました。

主要な新機能につきましては、下記のリストをご覧ください。

リリース日:2021年2月

高周波スペクトラム・アナライザが追加

高周波スペクトラム・アナライザが追加されました。


アイ・ダイアグラム・アナライザが追加

アイ・ダイアグラム・アナライザが追加されました。BER、Q Factor等の解析結果も表示されます。

光スペクトラム・アナライザが追加

光スペクトラム・アナライザが追加されました。

HDF5ファイル出力が追加

HDF5ファイル出力が追加されました。

HDF は、大量のデータを格納および構造化するためのファイル形式です。 HDF5 ファイルは、C/C++、Python および Matlab など数多くのプログラム言語にサポートされております。そのため、OptiSPICEの解析結果におけるポスト・プロセスがより柔軟的且つ効率的に行えることが期待できます。

PRF電気フィルタが追加

PRF電気フィルタがが追加されました。

このフィルタは、PRF (pole-residue form、極・留数フォーム) ファイルによって定義されます。 電気S-Parameterにおけるフィルタに比べ、より収束性および精度が良くなっております。

PRF (pole-residue form) ファイルは、OptiSPICEに含まれているツール Filter Parameter Extractor から作成することができます。

APDフォトダイオの機能が強化

OptiSPICEの中に、3種類のPhotodiode(Linear、PIN、APD)があります。今回のリリースでは、APD Photodiodeの倍増係数(Multiplication Factor)の設定機能が強化されました。

従来のバージョンでは、倍増係数が常数しか設定できませんでしたが、今回のリリースでは、この倍増係数に多項式と閉形式の方程式の設定オプションが追加されました。

ビット発生器の機能が強化

新たなビット発生方法(User file と PRBS)が追加されました。

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